これこれ、秘蔵のセーターです。
このセーターは編みあがってからは、たぶん5年は経過してます。
昔、東京恵比寿の三越にローワンのショップがあったんです。
ローワンの毛糸はお高くて、なかなか手が出せなかったのですが、主人のセーターを編むからと言って、
買ってもらった、シェットランド毛糸。
この毛糸を買ってからは8年くらいかな~?
緑青のくすんだ毛糸の中に、赤茶や、クールな水色が入ってとてもきれいな個性的な色です。
ゲージをとって、主人のサイズを採寸して、店にいた先生に製図を書いてもらったのです。
丸首のシンプルなクルーネックのセーター。
しかし、編みあがったものの、質感が嫌だと言って、全然着てくれない。
残念だけれど、無理強いはできないしね。
仕方がないから、クリーニングに出してタンスに眠らせてました。

あー、でも、一昨日の夜、ふと思い出したのです。
そろそろ夜になると、寒くなってきたのでこのセーターを思い出したのですねぇ。
「そうだ、お湯通しを忘れてたんだ!!!!」
忘れてた!というかこのセーターを編み上げたときは知らなかった。
最後の仕上げの軽めのフェルト化です。
純石鹸を使って、お湯で撫でるように洗います。
ドライクリーニングの仕上げ剤がついてるかもしれないので、
結構、純石鹸を泡立ててゴシゴシやっちゃいました!

できたー。
やっぱり、柔らかくなった。
ボコボコの編地が平たくなった。
けれどもとても軽くて優しい。
良かったです。
あまりに興奮して洗い始めたので、before画像がないのです。
夜だったしね。
変わり方をお見せしたかったですが後の祭りですね。
お蔵入りセーターの復活です。
これなら相方も着てくれるに違いない。
沢山着てくれたら嬉しいです。
着てくれなかったら。。。。。
サイズが大きいので、私、この冬中、部屋着で着ようと思います

それもいいねぇ。
シェットランド糸で編んだセーターを持ってる方は、忘れずに仕上げのフェルト化してくださいね。
売ってあるものでも、フェルト化されてないものが沢山あるらしいです。
目安としては、ボコボコ編地だったらされてませんよ。
追記
調べましたら、ローワン フェルテッドツィードでした。
ただ、素材はメリノウール50%、アルパカ25%、レーヨン25%で
完全なシェットランド糸ではありませんでした。
すみません。でも仕上がりは上々です。