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藤田嗣治

totiさんのところで藤田嗣治の話題が出ていたので本棚から出してきました。

昭和11年に発行された本を底本として、
昭和59年に刊行されたものです。
藤田嗣治の描く肌や物の質感が好きだったので、
古本屋で買いました。
いつどこでかは…記憶に無いくらい昔です。


この短い序文の中に藤田嗣治が凝縮され、表現されているようで
面白いです。

         序
                                        藤田嗣治
 効能を勿體らしく縷々並べた薬に、良薬が無かったり、お世辞の諄(クド)
い尻の重い客人に限つて帰り際に借金話を切り出したりする。序
文も短い方が先づ安全である。
 長い間の私の體験を今日一冊の本に綴ぢ、画を描く人、画を眺むる
人に、私独特の芸術観を、捧げる。
 世人が捨てる紙屑の中にも時折、莫大な紙幣の束を拾い出す事も
あれば、萬更私は落膽しない理である。

 於左門町 昭和11年師走



100420b.jpg

これは、1989年3月のフレメカレンダーです。デザイナーは Ida Wincklerさん。
窓辺に飾られた一対の犬。
最初に見たときから、何だか変てこりんな犬だな~と思っていたのですが、
窓辺に置いて航海の安全を見守る犬だと・・・
どちらかのブログで読んだような淡い記憶があるのですが、どうしても見つかりません。
追記
鍵コメさんにおしえていただきました。ありがとうございます。
こちら


藤田嗣治の絵と同じ系統の犬の置物じゃないかしら?
100420a.jpg

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Comment

sleepyspice

鍵コメさん、こんにちは!

デンマークで「水兵の犬」と呼ばれていて、
水兵の奥さんが窓際に置く伝統的なものだったですね。
http://yaplog.jp/pf-hideko/archive/471

ずいぶん調べたのですが、思いだせなくてモヤモヤしていたんです。
謎が解けてすっきりしました。
教えて下さって、ありがとうございましたi-179

このコメントは管理人のみ閲覧できます
  • 2010/04/23 15:38

sleepyspice

totiさん
藤田さん孤独な方だったんですね。知らなかったです。

このエッセイは、当時パリにいた画家たちの噂なども書いてあったりしてちょっと面白いです。
本人が書いた素描の挿絵もいいです。

視界の開けた、眺めのいい窓・・・憧れます。

toti

この序文は、藤田の難しい(?)性格 がよく現れてますね^^
すごく世間と対立して孤独だったんだなということが伝わります。
もっと評価が高くてもいい人じゃないかと思います。

こうして並んでいる犬、ちょっと日本の狛犬とか沖縄のシーなんとかにも似てますね。水玉模様がいいな~。この図案、船と海が見える窓辺、とても気持ちのいい図案ですね。
  • URL
  • 2010/04/20 17:38

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sleepyspice
昨年春から京都在住。

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